どうも、ご無沙汰しています。
ピエール高木です。
前回の投稿から、早いもので3年近く経ちました。
景色も変わりました、糖質制限で痩せた私も、滑らかな曲線を描き体重が戻りました。
なので、最近また制限を開始したところです。
今回は、デザイングループでLINEスタンプをリリースしましたので、
そのプロセスをまとめました。
プロジェクト発足の経緯と目的
基本的に、WEBサービスを運用するには、開発のリソースも案件に左右されます。
その中で、まずデザイナーだけで完結できる案件はないかと、メンバーが起案したのがきっかけでした。
さらに、LINEスタンプならデザイナーだけで収益化を測れたり、
プロジェクトの合間などのリソースを有効活用していきたい、という背景もあります。
結果としてメンバーのスキルやモチベーションの向上、さらにはグループの社内外認知、という目的としてプロジェクトをスタートしました。
固いことを言いましたが、楽しんでモチベーションあげて取り組もう〜!ってものです。
プロジェクトを進めるにあたり、まずはSNSの運用をしている企画チームに相談し、
社内のアカウント申請や作成後の承認・プロモーション方法など多くのアドバイスをいただきました。
アカウントを作成し、売り上げに関しては、経理と調整し、プロジェクトを進められそうな雰囲気が出てきました。
集った戦士たち
声をかけてみると、総勢8名、我こそはと戦士が集まりました。
制作プロセスは以下の2通りで進行しました。
- 「ターゲット・利用シーン」から考える
- 「キャラクター」から考える
まずはLINEスタンプ市場の調査です。
実際に売れているスタンプを見ながらディスカッションしました。
LINE STOREから検索して購入する割合は少なく、
実際にチャットの中で友人が使用したスタンプ経路で購入するという割合が圧倒的に多いということがわかりました。
なので、使ってもらい拡散するためには、どのようなアウトプットが適切かを検討しました。
「ターゲット・利用シーン」から考える
どんな時に使うのか「ターゲット」と「利用シーン」を洗い出しました。
メンバーそれぞれが案を出し、グルーピングしていきました。
沢山出ましたが、その中で以下を選んで進めました。
- 「恋人や夫婦」と「喧嘩をした」時に使う
- 「女の子の友だち」と「料理を決める」時に使う
- 「職場の同僚」と「連絡する」時に使う
その結果、こういったアウトプットにつながりました。
「キャラクター」から考える
調査を進める中で、売れているスタンプの傾向がわかりました
- 女性には白くて丸いキャラが人気
- 動物のキャラが人気
- シュールなキャラが人気
- どんな感情なのかわからないような表情が人気
これらの傾向とそれぞれの嗜好も反映させ、アウトプットにつながりました。
また、ラフの段階で、知財と法務にも確認をいただきました。
- 知財
- すでに世に存在しているキャラ(名前や形状)と被りがないか調査してもらいました
- 作成したキャラの基本ポーズで、商標登録をお願いしました
- 法務
- 炎上リスクも考え、NGな表現(ハラスメント観点、ダイバーシティ観点、ブラックな表現の有無、など過度な表現)がないかを確認してもらいました
そして各所に確認・申請で昨年末に無事リリースできました。
YES!!!!
リリース後のプロモーション時には、企画や広報の方々ともやりとりさせていただき、
結果的に、社内で多くの組織と関わることが出来ました。
溜まってきたのは日々の感謝、それで1曲出来ちゃいそうですね。
最後に
結果的に、ディテールにこだわり個数も32~40個と沢山作ったことと、
それぞれが心の中で「売れてやる」と普段の案件ではあまり経験できない競争意識?も芽生えたことが良かったと思います。
今後は売り上げなども検証し、動画や絵文字、カスタムスタンプなどもチャレンジしていければ良いと思います。
僕個人としてもタブレット& Apple Pencilを初めて使用したのが楽しかったです。
最後に、プロジェクトメンバーの皆さま、多くのamazingをありがとうございました!!
作成したLINEスタンプは以下より確認・購入できます。
ぜひ活用ください。
それでは皆さんまたいつか!アディ!