Otのエンジニア体験 - MESHのMoveタグ

こんにちは。あおき@1児を育てるワーママです。

最近は遊び感覚でプログラミングを学べるツールが増えているので、今回から息子(6歳、もうすぐ小学生)のOtがモノづくり体験をする記事を書いていこうと思います。

初回は、ブロック形状の電子タグのDIYキット「MESH」を使って新聞紙の剣を作ったよという話です。

MESHとは

「MESH」は、各種センサーやボタンなどの機能を持つブロック形状の電子タグで、Bluetooth接続でiOS機能と連携させることができます。タグは、動き、人感、LED、温度・湿度、明るさ、GPIO、ボタンの7種類ありますが、今回は動き(Move)タグを使用しています。 

詳細はこちらの公式サイトをご確認ください。

  

MESHの準備

社内でMESHに触れる機会がありました。直感的なGUIツール(MESHアプリ)を使ってプログラミング知識がなくても簡単にIoTのモノづくりができるとのこと。我が家には上記のMESH公式サイトに載っているような新聞紙の剣が何本もあるので、Move(動き)タグで遊べといわんばかり。流れに乗ってMoveタグをAmazonさんで購入。

 

次の日届きました!さっそく開封します。          

f:id:aoki-yu:20160119122654j:plain

箱はこんな感じ。MESHタグを出して横におきました。

 

f:id:aoki-yu:20160216132120p:plain

サイズはこのくらい。ちなみにこれは子供(Ot)の手です。 

MESHアプリ(無料)もAppStoreからダウンロードしインストールします。

 

次にMESHアプリを起動し、MESHタグとのペアリング。

f:id:aoki-yu:20160119123945p:plain

MESHタグ本体の水色の部分を長押しで真ん中がピカッと光り、ペアリング完了。ちなみに写真右上のぼけている部分は指です。

準備OK。ここまでは大人の私がやりました。

 

MESHアプリを授ける

Otに「新聞紙の剣にこのMESHタグつけて振ると音が出るようになるんだって。作ってみる?」と声をかけてみました。Ot驚きながらも興味深々。「はやくやろう!」と乗り気なのでMESHアプリを授けます。

 

試しにレシピを作ってみる

MESHアプリにチュートリアルがついているので、試しにその通りにやってみます。

f:id:aoki-yu:20160119130244j:plain

・Step1

基本の動きタグ(水色)をキャンバスにドラックアンドドロップの指示。キャンバスに追加するとチャリーンと音がします。

・Step2

スピーカータグをキャンバスにドラックアンドドロップしろとの指示。追加でまたチャリーンと音がします。

・Step3

動きタグからコネクタを引き出してスピーカータグにつなげます。チャリーン。

 

これで「振ると音がする」というレシピが完成。超簡単。

早速振ってみるとリーンリーンとベルの音が。違う、こんな音じゃダメだと、適当にキャンパスを触るとタグ設定画面が。

 

動きタグの設定

動きタグをダブルクリックすると動きのトリガーの設定画面がでてきました。

f:id:aoki-yu:20160119132524p:plain

「振ったら」のほかに「つっついたら」「向きが変わったら」を選ぶこともできます。今回はデフォルトの「振ったら」を選択し、感度もデフォルトで。

 

スピーカータグの設定

次にキャンバスのスピーカータグをダブルクリックすると、音の選択画面がでました。

f:id:aoki-yu:20160119132358p:plain

デフォルトでベルの音が選択されていました。ライオンの鳴き声など30種類近くあり、「振り回す音」もありましたが、Otはなぜか「爆発音」を選択したようです。ほかにも録音した音を使うこともできます。

 

装着

アプリの準備が完了したとのことで、剣にMESHタグをつけます。装着にはセロテープ使用。

f:id:aoki-yu:20160119133314p:plain

 完成!!

 

振ったら音がでるか試してみる

いつものように剣を振り回し、見えない敵と戦います。

f:id:aoki-yu:20160119133623p:plain

ドカーン!ドカーン!ドカーン!!

って、どんだけっていうくらい爆発していました。まずは成功です。

ただ調子に乗ってBluetoothの通信範囲を越えて暴れまわり、音がしないという現象も。

 

次は自分で考えてみる

マイクやカメラなどのiPhone機能を使うこともできます。また、ロジックとして、タイマーやスイッチ、カウンターもありました。これらを使って何かできないかな?とOtが考えました。

それがこれ。

f:id:aoki-yu:20160204123015p:plain

見えない敵と戦うかっこいい姿をiPhoneのカメラ機能で写真にとるとのこと。

おお、要件が出てきた。

早速レシピを作ります。

 

そして、こんな感じになりました。これは私が補助する形でOtがつくりました。

f:id:aoki-yu:20160119135531p:plain

振るたびに音がするのは同じです。それにカメラを加えてカウンターでカウントアップし3回目のカウントでカメラが起動します。(毎回カメラが起動するのはうざいのでカウンターをつけちゃいました。)

 

iPhoneを撮影にちょうど良さそう位置にセットし、早速試します。

ドカーン ドカーン ドカーン(カシャ) ドカーン ドカーン ドカーン(カシャ)  (→延々と続く)

動きとしては成功です!

ただ、残しておきたいようなかっこいい写真は1枚も撮れず・・。カメラ位置の工夫が必要かもしれません。

 

最後に

操作は驚くほど簡単で、スマホを多少使えるレベルのOtでもちゃんとできました。次はほかのタグもあわせて使ってみたいです。

 

 

お知らせ

ぐるなびでは一緒に働く仲間を募集しています。

 

あおき
ぐるなびWebサービスの開発やエンジニアブログの運営を担当。ぐるなびのママエンジニアの先駆けとして日々奮闘中。