
はじめに
こんにちは、ぐるなびの APM(Application Performance Monitoring)分科会 です。
私たちは、全社的なシステム品質の向上を目指し、組織横断でオブザーバビリティ(可観測性)の導入・活用を推進しています。
昨今、「オブザーバビリティ」という言葉は広く浸透しましたが、多くの現場では依然として「リリース後の監視」や「障害調査」といった運用フェーズでの利用に留まっているのが実情ではないでしょうか。
私たちも以前はそうでした。
しかし、システムが複雑化する中、リリース後に問題に気づくスタイルでは手戻りコストが増大し、ユーザー体験を守りきることが難しくなっています。
そこで私たちが推進しているのが、「Observability Shift Left(オブザーバビリティ・シフトレフト)」 です。
コードを書く前の「設計」や開発中の「実装」フェーズから観測を組み込む。「何を守るべきか」を定義し、開発段階から計測を行うことで、リリース時には高い信頼性を担保できている状態を目指すアプローチです。
本記事では、New Relicを用い、「設計・開発・運用」の3フェーズにおいてどのようにオブザーバビリティを活用しているか、各プロダクト(FineOrder, Pro Platform, UMAME!)の実例を交えて紹介します。
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