こんにちは!あおき@1児を育てるワーママです。
今回は息子Otのプログラミング初めの話です。私のまわりのエンジニアにも子供のプログラミング教育に興味をもっている方もいるので今回はその体験談を書こうと思います。
きっかけ
お友達がスマホアプリのゲームをやっているのを見て、Otが「自分もやりたい」と言い始めました。まだ年齢的に早いのでは?と思いつつもスマートデバイスに対する直感的な感覚を養うメリットもあるのかなと思い、時間を決めて少しだけゲームをするのを許すことに。でもゲームで遊ぶだけより、ゲームの動く仕組みや裏側も知ったほうがもっと知見が深められる。
それに何か動くものができるとうれしいという気持ちや、作ることの楽しさそのものを味わってもらいたいと思い、プログラミングスクールに興味を持ちました。
近年は小学生向けのプログラミングスクールも増えています。ものづくりが大好きなOtも今年から小学生。プログラミングもきっと楽しんでやれるだろうという気持ちもありました。
そんなときQremo秋葉原校の開校情報を得ました。秋葉原はよく行くところだし、スクールの場所も駅近。これはいい!と、試しに体験に行ってみることに。
まずは体験入学のコースを選ぶ
体験入学のコースは4つ。そのうち小1が選べるのは以下の2コースです。
1. ゲーム&アプリプログラミングコース (小学1年生以上~高校生対象)
こちらはScratch → enchant.js → Xcode の順にプログラミングを勉強していくコース。各言語を約1年学びます。
最終的には小学生ながらXcodeでiOS向けのアプリ作っちゃうんですね。即戦力育成コースみたいな感じがしました。ですが、とっかかりがScratchなので、正しい組み合わせを作る遊びをやっている感覚で始められると思います。
2. ロボットワンダーコース(年長~小学3年生対象)
ブロックやセンサー、ギア、モーターなどを使ってロボットを組み立て、動きをプログラミングします。いつもの遊びの延長みたいな感覚で始められると思います。特にブロック遊びが好きな子にはよさそう。
Otはとにかく作ることが好きなので、どちらでも面白くできそうだなと思いながら、体験枠の空き具合からゲーム&アプリプログラミングコースを選択しました。
子供3〜4人に講師が1人つく少人数授業
参加当日の教室はこんな感じ。親は中には入れず、子供の力でやりきります。ただ子供3~4人に対して講師が1人つくのでわからないことも気軽にきける環境です。
タブレットは触ったことがあるものの、PC経験ゼロのOt。ですが、いきなりMacbookとScratchのテキストを渡されプログラミング開始。案の定、クリックやドラッグアンドドロップの意味が全くわからない様子。どうなる?とヒヤヒヤしながら覗き見していたら、わからないときには確実に講師をつかまえることができ、なぜかほかの子より早くゲーム作成完了。少人数だったのがよかったですね。
Scratchで実際に作ったゲーム
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これはOtが実際に作った「逃げるネコ(Sprite1)をこうもり(Bat2)がつかまえるゲーム」。画面右側はそれぞれのキャラクターの動きを定義し、画面左側で作ったゲームを確認します。
上の画像は画面左下でネコ(Sprite1)が選択されているので、画面右側はネコの動きを定義したものになります。ループが「ずっと」というブロックパーツで表現され、その中にネコの動作フローが定義されています。これだけだと無限ループ入りだね?と思いながらも、こうもりの動きも見てみます。
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やはり、「ずっと」というブロックパーツの中にこうもりの動作フローが定義されています。ネコと違うのは「もしSpite1に触れたなら」の構文。ネコも含めたループからのbreakが定義されています!
実際にこのゲームをやってみました。緑の旗をクリック後、マウスポインタ(こうもり)を動かしネコを捕まえゲーム終了。気にかかっていた無限ループも解消されています。プログラミングという認識もなくやったと思いますが、ちゃんとできています!
あわせて家でもプログラミングができるよう、少しレベルアップした内容のテキストをもらって帰りました。入学後はScratchのWebサイトにログインすれば、家でも学習できるのだとか。
体験後の感想
Scratchがこんなに手軽なものとは初めて知りました。キャラクターもかわいく、遊びの延長でできたのが良かったと思います。何もかも初めてでも1つの動くものをきちんと作ることができ、達成感を味わえたと思います。こうした達成感は子供の自信につながると聞きますので、良い経験になりました。よかった!
おわりに
子供向けのプログラミング学習が注目を集める昨今。でも一番大切なのは子供本人が好き・楽しいという気持ちを持つこと。Otは「楽しかった!もっとやりたい!家に帰ってからもやりたい!」と言っていたので安心しました。教室にはPepperと遊べたり、3Dプリンタがあったりなど、普段の生活にないわくわくするようなものもありました。プログラミングを学べるだけでなく、最先端の技術を身近に感じられるよい環境です。今後も続けていければと思っています。
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