リリースごはんーーそれは、エンジニアたちが定期メンテナンスやリリースの後に、自分へのご褒美としていただくごはんのこと。リリースごはんには特別なこだわりが隠されていることが多いものです。エンジニアの数だけリリースごはんがあると言っても過言ではないでしょう。
食に携わるぐるなびエンジニアならではのリリースごはんについてお話します。
第1回目は「ファーストキッチンのハッシュブラウンポテト」です
ハッシュブラウンポテトとはファーストキッチンのモーニング限定メニュー
こんにちは。ぐるなびで検索エンジンまわりを担当している、すなはらと申します。私のリリースごはんはファーストキッチンのハッシュブラウンポテトです。
※ファーストキッチンの一部店舗は、ウェンディーズとのコラボ店舗となっています。
ハッシュブラウンポテト(ハッシュドポテト)はファーストキッチンにおいてモーニング限定で提供されていることが多いメニュー*1。ジャガイモに小麦粉をまぶして揚げた1個203 kcal*2(※2017年4月現在)な食べ物。値段は140円(単品)です。
一般的には「ハッシュドポテト」と呼ばれることが多いかもしれませんが、ファーストキッチンでは「ハッシュブラウンポテト」が正式名称。そして私は他店舗のものではなく、ファーストキッチンのハッシュブラウンポテトにこそ、こだわりをもっています。
ハッシュブラウンポテト ーー食べ方の流儀
なぜ私がリリースごはんにハッシュブラウンポテトを挙げるかというと、理由のひとつはその香り。通常勤務時間帯に食べるとオフィスに香りを充満させてしまうため、通常勤務時間帯外に食べています。定期メンテナンス中または終えたあとの朝はちょうど良いタイミングです。
また、ハッシュブラウンポテトはサクサク感が命。買ってきたら一刻も早く食べなければなりません。着席後すぐに食べられるよう、買いに行く前にデスクは片付けておきます。
ハッシュブラウンポテトを食べる際は、口の中の油分を洗い流し、気分を一新させて食べるためにお茶が必須。
店舗が「ファーストキッチン・ウェンディーズ」に変わったため、パッケージもウェンディーズ寄り
夜間メンテナンスで体が疲れているときのドリンクはホットピーチティー。冷えた体を温めるべく、暖かい飲み物はマスト条件です。また、ジュースはあまり好きではありませんが、糖分があるものが欲しいという条件からホットピーチティーを選択します。
ピーチティーさえ用意できたら、あとは無心でかぶりつきます。
朝から揚げ物を食べる背徳感とサクサク感が最高!
ハッシュブラウンポテトはサクサクで中がほっこり。その食感が一番のおいしさだと考えています。とはいえ、少し冷めて水分を含んだ状態も好きです。1つあたり16gほど脂質が含まれており*3「朝から揚げ物を食べちゃうぞ!」という最高のスパイス・背徳感を芽生えさせます。味はあっさりとした塩味。このバランス感が最高です。
最後の踏ん張りどきのガソリンと朝しか買えないスペシャル感
ハッシュブラウンポテトには朝しか買えないスペシャル感があります。しかし、休日に食べたい場合は「朝早く起きるぞ!」という気合が必要です(が、大概起きれない)。オフィス最寄りのファーストキッチンでもモーニング限定メニューとして販売しています。作業の合間に買いにいける夜間メンテナンスは、ハッシュブラウンポテトを食べるのに最高の機会といえます。
夜間メンテナンスの作業スケジュールにもよりますが、私の業務の範囲内では朝7時前後には概ねリリース作業自体は完了。その後の確認作業でもう踏ん張りする状況が多いので「もう一息頑張るぞ」という気分のときに食べます。
もし作業があまりうまくいっていない場合でも、気合を注入する際に食べることが多いです。基本的に、夜間メンテンス作業=ハッシュブラウンポテトでモーニングという公式ができあがっています。
オフィス最寄りの店舗ならサクサク感を損なわせない
オフィス最寄りにあるファーストキッチン・ウェンディーズ日比谷シャンテ前店の開店時刻は7時。その時間を待って行きます。ハッシュブラウンポテトは時間が経つとどんどん水分を含んでしまう繊細な食べ物。商品を手渡された直後から、自席に一秒でも早く帰りたい気持ちでいっぱいです。しかし、走ると飲み物をこぼしてしまう……早歩きになっていると思います。
購入後オフィスに向かうときに思うことは、1秒でも早く自席に戻りサクサクの状態で食べたい。それだけです。
ハッシュブラウンポテトとの出会いは高校生のころ
社会人となり数年を経た現在では、いつでもどこでもファストフードを食べられるようになりました。しかし、子どものときに暮らしていた街は近隣にファストフード店がなく、めったに食べられるものではありませんでした。人生ではじめてファストフード店に行ったのは、小学校に上がる前に東京へ旅行したとき。それまで食べたことがないファストフード特有な味わいに感動したとともに、ハンバーガーに入っていたピクルスの酸味に悶えたことを覚えています。
また、ハッシュドポテト(ハッシュブラウンポテト)はほとんどのファストフード店で朝限定のメニューです。朝食でファストフード店を利用した経験がなかったために、ハッシュブラウンポテトをお目にかかったことはありませんでした。
ハッシュブラウンポテトと出会ったのは、高校生のころでした。友だちに連れられて朝のファストフード店に行ったときにはじめて食べたのですが、同じ材料を使っているフライドポテトとは異なる食感に感動しました。それ以降、思い出しては無性に食べたくなる食べ物ランキングで上位に入り続けています。むしろ今この記事を書きながらハッシュブラウンポテトが食べたい欲が高まっています。
頑張るぞ!という気力がわく自分的にスペシャルなハッシュブラウンポテト。いつもひとりでデスクに着きながら食べていますが、暖かくなり趣味で山に行く機会が増えるので、大自然の中でハッシュブラウンポテトを食べたいです。
さて、今からハッシュブラウンポテト買いにいってきますね。